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プロジェクトD―――角材が、例の角材になるまで。(第二回)

おはようございます。

前回はネックの大まかな形を作るところまででしたね。

・ポジションマーク埋め、指板の調整
10.jpg
指板が貼り付いたら、穴を開けてポジションマークを接着します。
高さがあるものですので、勿論磨り落とします。
今回はブリッジにTune O'maticを使いますので、指板のRはR305に設定しました。
Tune O'maticはそもそもGibson系のRの緩い指板に使うことを想定されていますので、新しく作る場合は指板のRを12インチ前後に留める方がベターです。
若干ですが、ナット側をきつく、エンド側を緩くR付けしておくと後の作業が諸々楽だったりします。
ローズウッドはその名の通り、削ると薔薇の香りがします。きざったらしい匂いです。
これも、粉っぽいわ目標のRに到達しないわ、大変な作業なんですよ。写真だと早いですけど。


・フレット打ち
11_201509222216048d0.jpg
指板にRが付いたら、フレットを打っていきます。
今回のフレットワイヤは三晃フレット製のジャンボタイプをセレクトしました。
ジャンボフレットは音ヌケが良くないとか、コードの分離感が悪いとかめんどくせえおじさんどもに言われたりしますが、軽いタッチで押弦出来るのが何よりの魅力です。
特に左手に力が入れられない、普段右手派のギターボーイにはぴったりですね。
ちなみに私はスイッチヒッターです。どうでもいい。
これもシンプルですが奥の深い作業で、叩きすぎても駄目、かといって叩かないと駄目というバランスをどう取るかが難しいです。
ここをしっかり出来るようになれば、摺り合わせも殆ど撫でる程度で済ませられるのですが…。


・ネックグリップの仕上、ナット接着
12.jpg
ネックグリップを仕上げます。まあ端的に言えば削るだけなんですが、端から端まで同じカーブを維持しつつ削っていかなければならないので、とても気を揉みます。
残念ですが、ここばっかりは本当に経験と歪みを見逃さない眼がものを言います。
つまり、私はここが悲しいくらい下手なのであります。
写真ではぱっと見形になっているようですが、この後も結構調整しました。
13.jpg
ナットも接着されています。いやぁ、本当写真で見ると早いですね。
牛骨のブランクナットから、紙やすりを貼り付けた板で幅と厚みを出して接着します。
しかし…この時の臭いというのが…何とも…。
敢えて文学的に表現するとしたら、栗の花の匂いでしょうか。2日目くらいの。
栗の花の臭いって何?というヤングボーイはお父さんに聞いてみましょう。くれぐれもお母さんのいないところで!!


・ネックポケット加工
14.jpg
ネックポケットを掘ります。
ネックのセンターをボディ材のセンターと合わせ、実寸を罫書いてその通りにルータで掘り下げます。
セットネックなど、加工精度の必要な場合は何度も何度も確認を重ねて掘りますが、今回はボルトオンジョイントなので気楽に掘ります。
案の定、ほんの少しだけ大きくなりましたが想定の範囲内です。想定の範囲内です。(大事なことなので以下略
15.jpg
ネックには仕込角がついています。Fender系用の平ネック材で木取りしなかったのは、こういうところにも理由があります。
Tune O'maticブリッジは、想定されているブリッジ部での弦高が高いんですよね。
ボルトオンで作ろうと思うと、どうしてもこういった角度付きのネックを作ることになります。


・外周加工、PUザグリ加工
16.jpg
PUが収まる部分の落とし込みも、同じ要領でさらりとやっていきます。
この写真だと見えにくいですが、2つのPUザグリの深さが違うのが分かるでしょうか?
今回使うPUはP-90タイプですので、深さに過不足があっては取り付けできません。
製図段階で予め計算した通りに掘り下げています。
アウトラインが大体直線で構成されているが故に、これで殆ど外周加工も終わっています。面白いですね。


ボディ加工に突入したあたりで今日はここまで!
次回、塗装に突入!
刮目して待て!!
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